2024年11月04日
11月3日(日) 秋季道央フレンドリーリーグ【監督追記あり】
今日は、清田高校で札幌清田高校、札幌南高校、大麻高校、小樽潮陵高校、小樽桜陽高校、札幌厚別高校、女子選手が集まり、秋季フレンドリーグを行いました。
このリーグは堀先生が各校に呼び掛けて、大会では私立高校に苦戦を強いられている公立高校がオフシーズンも頑張れるように切磋琢磨できる場を作ってくれました。今回は札幌清田高校さんがホストチームとして会場設営や施設貸し出しをしてくださいました。清田高校の堀先生はじめスタッフ、選手の皆様、ありがとうございます。
開会式では、各チームの代表者が今日の秋季大会に向けての意気込みなどの言葉を述べました。
始めにメディシンを行いました。走り込むタイミング、スピードを考えながらトップスピードで走り込みましょう。
次に連続3列・4列パスを行いました。相手をしっかりと確認した後、ボールのヘッドの向きにもしっかりと気をつけながら放れていました。
L字3対2でもしっかりと声が出せており要求も出来ていたのでミスも少なく、テンポよくパス回しを行えていました。
次にショートレンジを行いました。タックルは低く強く、インパクトのあるロータックルを意識して1本1本タックルして行きましょう。
その後FWとBKに分かれ、FWはゲートタックル、BKはグリッドタックルを行いました。ゲートタックルではハーフチェックをしっかりと行い、考えながらムーブしましょう。グリッドタックルでは足掛け、バインドをしっかりとして、相手を最後まで押し切りましょう。
4列アップでは、アップコールをしながらしっかりと上がって行きましょう。試合に向けて士気を上げていきましょう。
女子選手が全国大会への強化のADが行われました。北海道選抜に選ばれた厚別の4人の女子選手たちも全国に向けて頑張りました。堀先生は北海道女子の監督を務めるため今回のリーグでは女子をメインに指導にあたられました。
また女子は、清田・厚別の3年男子選手を相手にAD→VTRチェックの流れで課題を整理しながらチーム作りをしていました。回数を重ねるごとにチームとしての動きが良くなり、課題が整理されている様でした。厚別から選抜された女子選手たちも自分たちが主体となる活動の中でいつもよりも激しくハードワークしていました。
vs小樽合同 1戦目
スタートから会話が少なかったため連携が取れておらず、セットも遅かったためテンポが思うように上がっていませんでした。何度も何度も攻め込むものの、ますでボールを失う展開が続きます。タックルに入られる際の姿勢が悪く、エルアームの意味がなくなってしまうことがないように気をつけながらプレーに参加しましょう。エルアームをしっかりと作り、インパクトヒットで空間を作り前進しましょう。また、タックルの位置が高く相手の足が自由になってしまうことでその後も進まれてしまうので、ロータックルを強く意識してプレーしました。
vs札幌南高校 2戦目
先程よりも良い雰囲気でスタートを切れていました。コミュニケーションをしっかりと取りあえていたので、継続してプレーしていきましょう。1年芝木がDFを抜き2年三浦につながりそのまま独走しトライを取ります。モールやスクラムは姿勢が課題となりましたが押せている場面があったのでGoodな部分は継続していきましょう。その後も、2年福井が大きく前進し独走してトライを取りました。2戦目は1戦目に比べ、悪い部分よりも良い部分が多くなっていたので、その調子で選手間でGoodとbadを指摘し合い、良い部分を増やせるようにしましょう。
vs清田高校 3戦目
外側から情報伝達がしっかりされていたので、ボールがテンポよく繋がっている場面が見られました。1年綿谷がDFを押し切り大きく前進しますが、ノックオンによりプレーが止まってしまいます。コミュニケーションをしっかりと取ることで防げるミスなので、ミスを防げるような声出しを積極的に取りながらプレーしましょう。FWはスクラムやモールの際に適切な姿勢を作れてない人がいる事を佐々木先生からご指摘して頂きました。日々の練習やFWコーチからご指導頂いた事を、忘れないようにしましょう。
試合後のミーティングでは、佐々木先生から練習したものを一回も出せていない事、実践に移せていない事をご指摘して頂きました。環境の変化で出来なくなってしまうのではなく、練習でやってきたことの延長線上、応用だと思いプレーしましょう。また、指導していただいている際、お話をして下さっている際の話を聞く姿勢についてもご指摘して頂きました。話を聞きながら他校のプレーに目線と意識が逸れていた場面があったのでコーチングして頂いてる時はしっかりと集中しましょう。最近では、堀先生からも練習姿勢や日常生活の過ごし方等についてのご指摘を何度もして頂いているので、今1度自分自身の過ごし方等を見直しましょう。
各校の選手が集まりレフリクションを行い、FWやBKなどのポジション毎にお互いのプレーの共有をしました。
明日は秋季フレンドリーグ2日目になります。今日得た知識や、経験を忘れずに明日に臨みましょう。
今日も1日お疲れ様でした!
1年マネ🐝
【監督追記】
練習試合は、女子のコーチングのため現場では見れませんでした。あとで練習試合の映像を見ました。まず、1年生は悲観する必要はありません。たくさんの経験を通してラグビーの中で力を発揮できる様に成長していきましょう。君たちの勝負はこれからです。ただラグビースクールで経験して来た2人はまだやれます。まだ守ってます。吹っ切れてませんよ。
さて、試合内容ですが…ひどいです。
厚別史上一番タックルしない、闘わないのが福井のチームです。タックルしない者は信用されませんし、勝負の土俵に上がりません。
簡単に倒れて相手のバックスにボールをもぎ取られるフォワードは歴代で最も弱く情けないです。
コンタクトもスローで弱く、練習でやっているスクラムやモールで低く強い姿勢を取ることも自分のしんどさからやらない逃げのマインド。そして、例年のチームから大きく劣るのは近場のタックルすら前に出られないこと。これではどのチームにも太刀打ちできません。怪我や体調不良で丸山・安藤が抜けただけで小さくても頑張る厚別のフォワードの良い部分が何もなくなってしまいました。
バックスも相変わらずミスが多い。ポジショニングがそもそも遅い。コンタクト回数が少ない中で判断やコミュニケーションが途切れている。特に深刻なのはスクラムハーフとスタンドオフが弱気で攻守において機能していないことです。
そして試合を見ていて誰が2年か分からないくらい2年生が非力で情けないです。自分たちのチームになっている責任感や、先頭に立つ勇気やエナジーを全く感じない試合を重ねています。
そしてキャプテンやリーダーたち自身が存在感なく、地道に体を張れないチームになっています。これでは他の者も体を張り、激しく戦うようにはなりませんね。
さて、試合内容ですが…ひどいです。
厚別史上一番タックルしない、闘わないのが福井のチームです。タックルしない者は信用されませんし、勝負の土俵に上がりません。
簡単に倒れて相手のバックスにボールをもぎ取られるフォワードは歴代で最も弱く情けないです。
コンタクトもスローで弱く、練習でやっているスクラムやモールで低く強い姿勢を取ることも自分のしんどさからやらない逃げのマインド。そして、例年のチームから大きく劣るのは近場のタックルすら前に出られないこと。これではどのチームにも太刀打ちできません。怪我や体調不良で丸山・安藤が抜けただけで小さくても頑張る厚別のフォワードの良い部分が何もなくなってしまいました。
バックスも相変わらずミスが多い。ポジショニングがそもそも遅い。コンタクト回数が少ない中で判断やコミュニケーションが途切れている。特に深刻なのはスクラムハーフとスタンドオフが弱気で攻守において機能していないことです。
そして試合を見ていて誰が2年か分からないくらい2年生が非力で情けないです。自分たちのチームになっている責任感や、先頭に立つ勇気やエナジーを全く感じない試合を重ねています。
そしてキャプテンやリーダーたち自身が存在感なく、地道に体を張れないチームになっています。これでは他の者も体を張り、激しく戦うようにはなりませんね。
過去の先輩方の何を見て来ているのでしょう。
小笠原、島崎、梅本、大場、藤山、ジョン、横木、佐伯…私が着任してからの歴代キャプテンは皆、体を張ってチームを引っ張る責任感とエネルギーに溢れていました。
そして、島田、常光、幹太朗、遠藤空、木村、平野、清川、岡本らの様にキャプテンの脇を支えて役割を果たしながら個性を発揮するリーダーたちが踏ん張っていました。
私がチームから離れている間、四郎先生と濱村先生が指導・指揮をとってもらっています。いつも忙しい中でチームのことを考えてたくさんのアイディアや視点・コツを教えてくれる四郎先生の存在、見守り支えてくれる濱村先生の存在、どれも当たり前ではありません。
まだまだ弱く情けないチームですが、これはハートが変われば随分と変わります。しかし感謝、謙虚さや素直さ、真面目さが抜け落ちると変われません。福井のチームはここが欠けています。環境や人からいただくことに対して感謝して真剣に向き合う事が足りません。心技体、古い言葉ですがこの意味をよく考えて欲しいと思います。
女子は少しずつチームに成長しています。
アタックスタイルに加えてディフェンスのベース作りが出来ました。選手たちにはたくさん話す機会を与えています。コーチが与えたデザインとポイントを踏まえて、自分たちで話をして整理して納得して前に進んでくれています。合宿で出会った頃からまたさらに成長していると見ていました。
スタッフにも感謝です。厚別高校のブログですがここで北海道女子ラグビー に尽力してくださるお二方を紹介させてもらいます。
玉山トレーナーは、テーピングやボディケアだけでなく今回はウォームアップやダウンを受け持ってくれています。選手の体と心を冷やさない様に密接に関わってくれています。補食の指示などもしてくださり選手たちはゼリーやバナナなどを食べてADでハードワークしていました。
関川コーチは夏まで女子の監督を務めておられました。長く女子ラグビーに関わり北海道女子の事を最もよく知るコーチです。今回のチームの良い部分と足りないところを押さえた上で、私や選手たちがやろうとしている事に適切にアドバイスしてくれます。あとは…彼とは元同僚で初任の頃から…もう20年の付き合いです。お互いの2校目では、花園出場巡って北大会の決勝で戦い、同点優勝となった事があります。私の気まぐれやわがままを聞いてくれる器があります。ありがたいです。
玉山トレーナーは、テーピングやボディケアだけでなく今回はウォームアップやダウンを受け持ってくれています。選手の体と心を冷やさない様に密接に関わってくれています。補食の指示などもしてくださり選手たちはゼリーやバナナなどを食べてADでハードワークしていました。
関川コーチは夏まで女子の監督を務めておられました。長く女子ラグビーに関わり北海道女子の事を最もよく知るコーチです。今回のチームの良い部分と足りないところを押さえた上で、私や選手たちがやろうとしている事に適切にアドバイスしてくれます。あとは…彼とは元同僚で初任の頃から…もう20年の付き合いです。お互いの2校目では、花園出場巡って北大会の決勝で戦い、同点優勝となった事があります。私の気まぐれやわがままを聞いてくれる器があります。ありがたいです。
さて2日目はどんな厚別・女子チームになるのかな。
監督
atsubetsurugby at 07:05│日記