2024年08月22日
8月21日(水) 函館遠征2日目
今日は函館遠征2日目、函館ラ・サール高校主催のラ・サールカップに参加させていただき、練習試合を行いました。
朝はモーニングを行いました。ホテル周辺を外周し体をほぐした後ラジオ体操を行いました。柔軟を意識して怪我予防に努めました。1日動くための体力をつけるために、各自のストレッチも欠かさず行いましょう。昨日の試合を振り返って、堀先生から上級生と1年生の試合意識の差が目立つことが指摘されました。ビデオミーティングの内容を整理しながら意識を改善しましょう。
その後ホテルで朝食をいただきチェックアウトを済ませ、ラ・サール高校に移動しました。





[午前]
試合前のアップとして、チームのウォームアップ、メディシン、カラー4列パス、ラインメイク、L字3対2を行いました。周りの声を復唱し、内輪から雰囲気を上げることが出来ていました。昨日の練習で、移動の際セットのスピードを速くすることを意識するよう指摘されたため、より意識出来ていたので継続しましょう。ハンドリング能力が悪くパスエラーが目立ったので改善しましょう。





次にショートレンジを行い、FW、BKに分かれてディフェンス練習に取り組みました。しかしまだまだ厚別グラウンドで練習してきたロータックルの姿勢が徹底出来ていませんでした。インパクトを与えるために、ロータックルを重視させ瞬時に力を出しましょう。アタックの選手は手加減せずあたりに行きましょう。





次にFWとBKに分かれてユニットを行いました。FWはスクラム、ラインアウトの確認を行いました。BKはディフェンス練習、アタック練習、ノミネートの練習を行いました。
その後4列アップを行い試合に向けたマインドをつくりました。





厚別 vs 函館ラ・サール (Aマッチ)
厚別キックオフで試合が開始しました。開始10分間は厚別のスタイルを崩さないことを目的に取り組んだため、開始5分でトライを取ることに成功しました。敵陣でのプレーが続きチーム内の雰囲気も良く保てていました。後半に差し掛かったところで疲労が見え始め、相手BKに走られたりエリアを取られる場面や、コミュニケーションエラーにより互いのポジション把握が遅れた場面がありました。また敵陣ゴール前のテンポアップしたいタイミングでペナルティをおかしてしまうなど、慌ててしまっている場面も目立ちました。冷静に判断し個立しないようコミュニケーションを取りましょう。
スコアは、一本差で敗れました。
良い内容だっただけに悔やまれます。




ラ・サール高校1年と厚別高校1年生でチームを作り、ラ・サールカップに出場した中学生オールスターチームと対戦しました。
アップで行ったアタック練習では当たる時に上半身を浮かせずに低い状態でコンタクト出来るようにしましょう。パックから圧をかけて試合を想定していきましょう。
タックル練習ではローで入る事を意識し、下半身をしっかり動かして相手の懐に入り込みましょう。
次にアップからタックルに入る練習をしました。ボールが浮いている間に詰めきれるようにスピードを加速させましょう。
2対2では走り込んでくるアタックに肩を合わせて力強くタックルをしていきましょう。ノミネートコールも発してアップからコミュニケーションを取り合いましょう。
3列アップでは自分達で士気を上げて試合でも空気感を作り上げれるようにしましょう。
ラ・サール・厚別1年生vs中学生オールスターズ
厚別キックオフで試合開始。森井、蛇谷がナイスタックルを見せたり、綿谷がナイスキャリーで前進するなど頑張りが見えていました。しかし、1年生チームの課題である静かでコミュニケーションが取れていない事がネックになり、攻守で前進することが出来ませんでした。ディフェンスラインをブレイクされる事も隣同士の間隔が空きすぎている状況を作らず積極的にタックルし相手を止めましょう。
タックルに入った際に弾かれてしまうことや、サポートに回る選手がおらず抜かれてしまうプレーが多く見られたのでトライを防ぐために、力強く真っ直ぐにタックルに入ることや瞬時に状況を判断することを心がけプレーしていきましょう。他チームに隠れてしまう選手が多くなかなか見せ場を作れませんでしたが、経験を積むことができ今後のプレーのスキルに影響させられるので、今回の経験を忘れないようにしましょう。





その後、ラグビーの素晴らしい文化であるアフターマッチファンクションが行われました。今回ラ・サールカップに参加した中学高校ラグビーの皆さんと共に、用意してくださったラッキーピエロのハンバーガーをいただきました。また各チームで印象に残った選手の発表表彰が行われ、厚別高校からは女子選手の今村、森井が表彰を受けました。2名とも声を出してチームを盛り上げ、接点で激しい戦いを繰り広げてチームを盛り上げる姿が印象的だった事でお褒めいただきました。今村は長い怪我からようやくラグビーに戻り、ゲームにフィットする様になりどんどん存在感を大きくしています。森井は持ち味の男子だろうと全く物怖じせず戦う姿勢が前よりも強くなりました。Bチームは女子の活躍で底上げされていると思います。
また続いて行われた演芸披露では、演芸部門不動のAチームである近藤くんが得意なネタを披露しました。




[午後]
アップはAチーム、Bチーム一緒に行い、メディシン、L字3対2ではスピードを上げてボールにアタックしていきましょう。
FW、BKに分かれてディフェンス練習を行いました。力強く足をかいてドライブし、力負けせずに最後まで押しきりましょう。




次にAチームとBチームに分かれて練習を行いました。Aチームではユニットを行い、FWはラインアウトの確認を行い、BKはアタックの確認を行いました。



BチームではDF練習、オーバー練習、アタック練習を行いました。DF練習ではラインメイクを行い、隣同士の間隔やアップなどをコミュニケーションを通してリンクさせ、アタックを想像しながら行っていきましょう。オーバー練習ではアタックがずらしを使ったりして、1v1の状況を作り出せるようにしましょう。アタック練習ではスピードに乗ったアタックに対して、DFは肩を合わせにいき、1番良いポジションでタックル出来るようにしましょう。アタックはステップをきったり、緩急を使用し、簡単に入り込まれないように工夫しましょう。





試合前に濱村先生からは自分が守るという強い意識や隣同士連携、協力し合ってコミュニケーションを大切にする事とお話しを頂き、堀先生からは気持ちをリフレッシュさせてプレーに臨む事、この試合のDFのスタイルについてお話しして頂きました。
厚別B vs 函館ラ・サールB
厚別キックで試合がスタート。試合の出だしでは女子選手を筆頭にDFを守りきる事が出来、良いスタートをきりました。個の力で負けてしまいトライを許す場面がありましたが、全体としては粘り強いDFを出来ていたので継続し続けましょう。
Bチームのディフェンスではタックルに課題が残ります。飛び込んでしまったり、肩が当たってもバインドが弱く切り離されてしまうなど次への修正が見えました。その後も得点を奪われてしまう事がありましたが、残り10分間の中では厚別攻勢の時間帯を継続させる事が出来ました。1年石岡や綿谷を先頭に攻め込みます。花田や芝木、佐々木も積極的にボールを持ち前進します。ここに来てBチームとして少しまとまりが出来て良いアタックの時間が作られました。その勢いがゴールライン付近で相手のペナルティを誘いました。2年今村が素早く仕掛けて、そのアタックに植村と近藤が反応。近藤が縦に走り込んでパスを受けそのままトライを決めました。自分達の流れの中でトライを奪う事が出来ました。1年男子選手たちにとってはとても大きなトライです。やろうとしたディフェンスに取り組んだ結果、個人のタックル力の課題がさらに浮き彫りになりました。負け試合にはなりましたが、強い相手に集中して熱い気持ちで戦うラグビーの真の楽しさに触れ、ここからどんな絆が生まれていき、さらに成長していくのが楽しみだと先生も話していました。





今村、森井が声を出しチームの雰囲気を良いものにしていました。植村は外側のDFやカバーディフェンス、キックカウンターで活躍するなど男子顔負けのプレーで活躍しました。石岡はセットのスピードが速くなり、持ち味のクイックアタックを見せるなどアタックの流れを引き寄せる活躍を見せました。女子の成長がさらに感じられました。
Bチームの試合終了後、
すぐにAチームの試合が行われました。
試合前に四郎先生からBKは積極的にプレーに参加し、タックルしにいく事とお話しを頂きました。堀先生からは支部予選直前にも関わらずここまで来たのは一切引かず守らず勝負するチームになる為だと言う事、それをやり切ろうとしていることに自信を持ち、絶対に引かない“厚別”で全て出し切ろうとお話しして頂き、選手一同気合いが入りました。
厚別A vs 函館ラ・サールA

厚別キックで試合がスタート。
立ち上がり、相手のミスに反応し、タックルで詰め寄りますがトライを許してしまいましたが、ここから10分間程、自陣・敵陣を行き来する一進一退の緊張感のある時間帯が続きました。その中でもFWが勢いを持って攻めて反則を奪うなど良い流れを引き寄せていました。3年島田のナイスキックにより敵陣深くに前進する事が出来ました。敵陣22m付近マイボールで積極的に攻めますが、ゴールライン直前でタッチラインに押し出されるなどギリギリの中で戦う時間が続きます。島田や小笠原、中村(祥)のアタックが健闘を見せて敵陣に居続けます。連続攻撃を続けゴールラインに迫ります。最後は堀がゴールに飛び込みトライを決めました。チーム一丸となった攻防の時間を経てトライを奪う良い流れでした。しかしコミュニケーションが途切れたり、外側のタックルエラーによりラインブレイクされる場面がありラスト5分を切ったところで突き放されてしまいました。
詰めが甘く抜かれたり、止まってアタックを待ってしまうなどと課題点も見られたので練習で改善していきましょう。





堀先生からマネージャーに、お菓子の差し入れをいただきました。ありがとうございます!




そして、今回の函館遠征では、BチームMVPとして植村花蓮、AチームMVPとして堀幹太朗が表彰されました。
女子選手たちはこの夏で4人全員が何かしらの表彰を受けるなどハードながらも充実した夏になった事が伺える結果となりました!
送迎してくださった運転手さん、宿泊させていただいた函館パークホテルの方々、2日間ありがとうございました!
今年もラ・サールカップに呼んでくださった函館ラ・サール高校の皆様、ありがとうございました!
今回の経験を活かして、来週控えている高体連支部大会に向けて練習していきましょう。
明日はオフ、明後日はグラウンド練習です。
8月23日(金)から学校が始まります。
夏休みが終わり学校生活と両立しなければならないので、生活習慣を乱さないようにしましょう。また疲労が溜まっていると思うので各自ケアをし万全の状態でリスタートできるようにしましょう。
2日間お疲れ様でした。
3年マネ🐮
2年マネ👹
1年マネ🗿
atsubetsurugby at 08:38│日記