3月29日(金) SC→コンタクトスキル4月1日(月) SC→雪割・除雪→グラウンド

2024年03月30日

2023島崎組へ【監督】

遅くなってしまいましたが、彼らが新しいスタートを切るタイミングで島崎組を振り返ります。
自分たちの3年間を思い出して改めて勇気や自信を持って新生活に踏み出してくれたらと切に願います。

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コロナ禍真っ只中で始まった高校生活。
ラグビーを選んでくれてありがとう!たくさんの入部に監督は嬉しくなり表原やジョンにすぐに連絡したのを覚えています。


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キヨ、ガリガリ笑

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コロナ禍で屋外で学校祭を敢行しました。
そんな時を経ての今ですね。

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U16大会は雨で1日だけになりましたが、のびのびとした良いラグビーしてましたね

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厚別で初めて花園の地に立ったのが島崎組でした
花園で試合をする事は内緒にしていました。
みんなの喜ぶ顔を楽しみで仕方ありませんでした。


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花園の地で親子共演!

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桜の花園で人相の悪いキャプテンと監督のツーショット…笑


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花園ラグビー場、通称第3グラウンドで試合が出来ました


★島崎組★
選手15名、マネージャー2名がいよいよ新生活のスタートを切る。タクルやキヨがいつも練習に来ているからまだ続くような不思議な感覚にあるが…彼らに新たな春がやってくる。

改めて卒業おめでとう。
それぞれの進路決定おめでとう。
新生活の門出をお祝いします。みんな頑張れよ。

コロナ禍真っ只中で始まった高校生活。
ラグビーを選んでくれて本当にありがとう。君たちがたくさん入部してくれて毎日がワクワクの日々だった。色んな話をしながら3年間を共に過ごしました。ひとくくりには出来ないみんなそれぞれのストーリーに寄り添って来たつもりです。

ラグビー部は甘い部活ではありません。
一生懸命頑張る部です。その中で辛いこともたくさんあったと思いますが、やり抜いてくれました。

彼らの代は旭川龍谷高校や函館ラ・サール高校にたくさん胸を借りました。初の大阪遠征を敢行して、夢舞台の花園の地を踏みました。

3年の春シーズンは、3年がこの大会で引退する為モチベーションが高い北嶺高校に惜敗し、何の用意もせずに臨んだので仕方ないがセブンズも支部で終わった。自信を失い、不安になった春だった。

6月。もうそろそろ集団いじけ状態から脱する必要なある時期だ。春負けただけでこんなに落ち込んでどうする?花園常連の道内強豪だって時には敗れて連続出場が途切れたりする。それでも這い上がってくる。それに比べて君たちは何も失ってないぞ。そんな話をした記憶がある。少し吹っ切れてくれて士気が高まった。

7月。北海道選抜大会は出場権がないものの来道している他府県のチームと練習試合を組んだ。それも選抜大会に出場したら得られたはずの試合時間分。全く他校に遅れをとってないぞと言い聞かせて前を向かせた。

8月。支部を勝ち上がるためにピークに持っていく仕掛けをする。FWは温めて来た戦法を実戦で使用するレベルに上がる時期に来た。展開して取り切るためのチームアタックは今まで通りに磨きつつ、支部予選に向けての戦い方を研ぎ澄ませて行った。そして迎える支部予選。札幌清田戦。分析して想定した通りに試合が進む。相手の強みを意図的に封じて、厚別のポゼッションを高く維持した試合展開が出来た。国体代表に選手は選ばれなかったが、厚別の選手にもそのポテンシャルが十分にあった事を見せることが出来た試合だと思う。もう少しスコアする予定だったがさすが対戦相手も意地を見せる好ゲーム。引き締まった良い試合で支部予選通過を決めることが出来た。

全道大会は札幌を会場とした為、残念ながら本校規約により泊を伴う遠征にはならず。実は格安宿を探したりもしたが、予算の折り合いがつかず断念した。遠征して大会を迎えたがっていた3年生たちはがっかりしていた。気持ちに応えられず心苦しかった思い出がある。

開会式。
入場行進で他校に勝ってこいと送り出しました。
島崎主将の大きな号令で堂々たる行進。
周りからは笑われたかもしれませんがブレずにやり切りました。
カッコよかったです。


全道大会初戦は小樽潮陵高校との対戦。
相手が仕掛けてくる事への対応策はしっかり取れて良い試合の入りだったが、キャプテンを前半のうちに脳震盪の疑いで欠くことになり浮き足立ってしまい、相手のランナーを元気にさせてしまう。ハーフタイムを挟んでも落ち着かず後半の途中まではノーガードの打ち合いのような大味な試合展開。明らかに厚別のやりたい試合の進め方では無くなってしまった。ようやく動揺を振り払ったのが後半残り10分。遠藤空、木村拓瑠の存在感が光った。空が開き直って熱い檄を飛ばす。拓瑠はきつい時間帯に体を張ってボールを奪う値千金のプレーを見せた。接点で引かなかったことに加えて、バックス陣がきっちりスコアを重ねて最後は突き放して試合終了。

ようやく一つの壁を乗り越えた!
準決勝。ベスト4。
札幌山の手高校との対戦。支部で戦うのとはまるで違う札幌山の手がそこにはいました。圧倒的なフィジカルとコンタクト力。必死に争うも蹴散らされます。キャプテン不在でも3年生たちが必死に、自分の積み上げたものを信じてぶつかりに行きます。必死に食らいつくもどんどん下げられてスコアされて行き、反撃することもできず零封されました。しかし引かずに全力で戦ってかれた彼らの姿に誇りを感じました。本当に立派でした。

南北海道3位!
3年間の頑張りの成果としては立派なものを得ました。
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★ハヤテ PR
バスケットからの挑戦。
明るくチームのムードメーカー。
どちらかといえば滑り芸で名を馳せる笑
後半はおしゃれな髪型に目覚めた。
一年生の頃は筋力データがかなり低いほうだったが、奮起してトレーニングと食事に取り組み、筋力と体重を増やして力強さを身につけた努力の結晶のような男!スクラムがうまく組めず後輩にポジションを取られかけたが、ここでも朝練などに取り組んで克服して不動の地位を得る。
遠藤空のアタックプレーを見て、タックルが解けた後に立ち上がって前進するダブルキャリーを試みるようになり、その後その魅力に取り憑かれた。
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★ノスケ HO
野球からの挑戦。
部活見学の時に足首捻挫をしていて体験せずに入部。一度、野球との狭間で揺れた事があったがラグビーで頑張る覚悟を決めてくれた。
苦戦していたラインアウトスローは最終学年になってから飛躍的にレベルが上がり安定感を増した。体重もかなり増量して、当たり負けしないようになった。実は監督の中ではFWのキープレーヤーで、特にアタックは彼が起点になることが多かった。
実は、小笠原組にノスケのような機転の利く選手がいない事を監督は悩んでいる。
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★ソラ PR
クラブキャプテン
柔道からの挑戦。
誰よりもクラブを愛するナイスガイ。
気は優しく力持ち。四郎先生からはっぱをかけられて2年の冬にがっちり増量!その決意と覚悟の表れを見て成長を確信した。チームの為に体を大きくしてセットプレーと近場の攻防で存在感を見せた。
クラブキャプテンとしてクラブイベントでも存在感を示してくれた。仲間を大切にしてクラブの揺るがない基盤を作ってくれた功労者。
ソラがいなければ島崎組はここまでまとまっていなかっただろう。あらゆる人を繋ぐ役割を果たしてくれた空は影の功労者だ。
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★ソウタ LO
卓球からの挑戦。
特に筋力アップと肉体美に関しては強いこだわりを持ってトレーニングに臨んだ。
3年春の大阪遠征で負傷してから復帰まで時間を要してしまった。長身を活かして2年遠藤とツインタワーを形成するはずだったが、なかなか復調せずスタメンに返り咲くことが出来なかった。
しかし、それでも腐らずに後輩や仲間を支えて途中出場でも力を発揮する準備をし続けた縁の下の力持ち的な選手に成長した。
2年の秋、試合中にジンのキックが後頭部を直撃して意識朦朧となるハプニングに見舞われ、しばらくネタになった。
また、ラグビー部内に『桑園組』というよく分からない派閥を形成して不穏な活動を展開した笑
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★ジュンジ FL
49キロからの挑戦。最後は72キロまで増量。
これだけの努力をコツコツと出来る実直なタイプかと思いきや、お寝坊さんで遅刻の常連…。監督から何度も雷を落とされているが、最後はそれをネタに出来るほどのユーモアとコミュニケーション力を身につけた。
ルーズボールへの反応は天性のものがあり、特に下のボールへの嗅覚が鋭い根っからのフランカー!ケガに泣いたが努力で成果を残し続けたジュンジは周りに認められる立派なラガーマンになった。引退後は一般受験で大学進学を決める努力を見せてくれた。
残念なのは、かの怪しい組織・桑園組の一員であるということか笑
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★アサヒ SH・FL
山の手スクール出身。
SHからFLに挑戦。明るく元気なお調子者でチーム随一のギャグマシーン。TM revolution ASAHI!
そのユーモアはラグビー部にとどまらず学校祭などで全校生徒を笑いの渦に引き込んだ。
ラグビー部では、堀先生にど叱られたランキングで他を寄せつけないダントツの第1位。それでも食らいついて最後までやり抜いた。努力したことが最終学年で身を結び、高体連の支部予選、全道大会でトライを上げる活躍を見せてくれた。
彼もまた桑園組の一員である…
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★タクル FL・LO
FWリーダー
札幌スクール出身。
一年の頃からマイペースで先輩よりも後にグラウンドにのんびり出てくる大物で、社長のあだ名を得る。ジュニアではBKだったが高校ではFWに転向。激しい接点とブレイクダウンワークが評価されてU17北海道代表としてコベルコカップに出場。2年秋に足首に怪我を負い回復に時間を要した。高3の全道大会では値千金のジャッカルを見せてチームの危機を救うなどチームに欠かせない選手だった。
大学でもラグビーを続ける。献身的なプレーで大学ラグビーでも存在感を示してほしい。そしてもうマイペースすぎて社長と呼ばれないように自己管理してほしい。
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★ケント FL
ボクシングからの挑戦。
FWの頭脳的な存在。
サイズはなくとも状況判断を武器に機転の利くプレーでチームを牽引した。
自分で考えたり、独自の理論を持っているなどフランカーとして望ましい職人気質な選手。
激しいプレーも魅力だが、速い仕掛けや思いもしないアタックプレーは見る人をワクワクさせる。
実はトライも結構取っているトライゲッターでもある。複数のポジションをこなすほか、ラインアウトでもキープレーヤーを担い、とにかくチームに欠かせない選手だった。
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★アオト FL・NO8
バスケットからの挑戦。
小さな巨人。彼の思い切りの良いアタックは一年生の頃からチームを前に出すことに貢献して来た。勇猛果敢で激しいプレーが売りであり、怪我も多かった。1年生の時に大学でラグビーをしているOBに果敢にも挑んで弾き飛ばされた姿を思い出す。ケガの期間の過ごし方もストイックでエンドレススクワットなど後輩たちに良い伝統を残してくれた。最後は肩に不安を抱えながらも札幌山の手高校相手にビッグゲインを見せるなど持ち味を見せてくれた。
小さな暴れん坊、生活面では落ち着いて過ごせよ笑
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★キヨヒロ LO・FL・NO8
チームキャプテン
サッカーからの挑戦。
科学部と迷ったがラグビー部に入部。
キャプテンであり、悪ガキ。
要はかわいいやつである。
70キロに満たない細身の体で入部。身体を鍛えることに関しての意識は人一倍高くストイックに鍛えて立派な体を作り上げ20キロ以上の増量を果たした。
そのせいか肉体美を披露することにこだわるようになり学校祭での白鳥の湖、クラブレクでのマーメイドなどあらゆる場面で惜しげもなく披露していた笑
ラグビーに関しては思考すること分析することを大切にして、自分で考えて組み立てる作業ができる稀有な選手だった。よって後半の成長はものすごかった。
キャプテンとしては熱いリーダーシップを発揮して時には厳しい言葉で檄を飛ばした。
常に先頭を走り味方を鼓舞して導く“将軍”になると宣言した彼は、最後は王騎将軍のように背中で味方を引っ張る選手になった。
全道大会で脳震盪により離脱したのは悔しかったと思うが、それよりもチームの為にという言動は立派だった。
やんちゃな将軍は大学でも競技を続ける。
間違いない逸材だと思う。
大学でもボンバーマンとして頑張ってほしい!
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★フナ
野球からの挑戦。
高一の時は背が低く、体重もとても軽かった。
入部してくれた時も体力面の心配が先に来てしまうくらいだったが、体を鍛えて大きくなりその心配もなくなった。プレー面では密かにずる賢いところのあるフナだが、後輩には優しく、とても面倒見の良い先輩となった。ポジションは激戦区だったこともあり、なかなか長い出場時間を得られなかったが、全道大会準決勝では試合に出場してノーサイドの笛をグラウンドの中で聴くことが出来た。アルバイト代でチームに差し入れを持って来てくれるなど立派に成長してくれた。
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★ジン SO
副キャプテン
バスケットからの挑戦。
長短のパスを巧みに使いアタックを組み立てることができる攻撃的なスタンドオフに成長した。監督の想像を超える体重増量により当初のイメージとは異なるクラッシャー系アタッカーの一面を持つようになったのは嬉しい誤算かな笑
苦手なキックに関しては、前方にいる味方FWにぶつけてソウタの意識を飛ばすという伝説級の激しいエピソードを残したが、努力を重ねて飛距離を劇的に伸ばすことが出来た。
肩の怪我で苦しんだがチームの司令塔として多彩なアタックを見せてくれた。
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★シュン WTB
BKリーダー
バスケットからの挑戦。
ボールを持って走る様がなんともカッコいい。
そしてチーム一の俊足で、ディフェンスの裏でボールを持てばトライまで持って行くすごい決定力を持っていた。
監督に片方にしかステップが切れないのがバレてからはFBからWTBに転向した。四郎先生からスワーブを指導してもらい武器にした。いつも優しくニコニコと微笑むシュン坊だが、激しくつめて突き刺さるタックルが出来る勇気の持ち主だった!

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★マサヤ FB
サッカーから挑戦。
チームのあらゆるキックの担当をした。キックのセンスはもちろんだが、彼のスキルの確かさはコツコツと精度を上げる為に蹴り込んできたことがその背景にある。練習が終わっても遅くまでキックを蹴る姿をいつも見守っていた。小笠原組のキッカーはそれを見ていたはずだが…あっさりとした自主練で、先日の花園ではキックした時に後ろにずっこけていた。マサヤの努力の才能を分けてほしい… マサヤはキックが目立つが実は攻守でもBKの要だった。アタックもディフェンスの間を切り裂く感覚を持ち、ディフェンスでも最後の一対一を何度も止めて来た。
引退後はコツコツと勉強して一般受験で大学進学を決めた!
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★マッツ
バスケットから挑戦。
俊敏なフットワークとステップワークを武器にトライが取れる選手の1人だった。思い切りの良い詰まるディフェンスも魅力だった。
主力として最終学年を迎えるはずだったが、途中で体調不良がありプレーから離脱。
それでもチームに残って仲間たちをサポートしてくれた。高体連全道大会ではマッツと歩きたいという声が上がり、開会式の入場行進では仲間と一緒に行進した。マッツの存在がチームに勇気を与えてくれた。マッツありがとう!
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★コト、サナ MG
札幌厚別が誇る敏腕マネージャーの2人!
忘れっぽい監督のことをよく理解して先回りしてくれる子達だった。いつも用意周到で、何を聞いても即座に答えが返って来た。
大阪にもその名を轟かせ、厚別のマネージャーは全国レベルやねと言うお褒めの言葉もいただいた。いつも明るく爽やかにチームをサポートしてくれた彼女たちだが、たくさん悩んだり迷ったりしながら頑張ってくれた。本当に素晴らしい努力を重ねて、立派な気遣いとサポートを体現してくれた。また、チームのSNS更新にも多大な貢献をしてくれた。2人が作る動画はとても素敵でバズりまくった。
後輩たちの良い手本、目指すべき姿として申し分ない立派なマネージャーでした。
きっと他校にも彼女たちのファンは多かったのではないだろうか?!笑

コト、サナ、ありがとう!
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みんな、いつでもグラウンドに帰って来いよ。
母校はいつでも帰って来て良い場所だ。
辛くなったら、リフレッシュしたくなったら帰って来い。
みんなとの縁は一生だ。
OB・OGとしてこれからも、よろしく。

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atsubetsurugby at 20:18│Comments(0)日記 

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