2024年03月
2024年03月30日
2023島崎組へ【監督】
遅くなってしまいましたが、彼らが新しいスタートを切るタイミングで島崎組を振り返ります。
自分たちの3年間を思い出して改めて勇気や自信を持って新生活に踏み出してくれたらと切に願います。
コロナ禍真っ只中で始まった高校生活。
ラグビーを選んでくれてありがとう!たくさんの入部に監督は嬉しくなり表原やジョンにすぐに連絡したのを覚えています。
キヨ、ガリガリ笑
コロナ禍で屋外で学校祭を敢行しました。
そんな時を経ての今ですね。
U16大会は雨で1日だけになりましたが、のびのびとした良いラグビーしてましたね
厚別で初めて花園の地に立ったのが島崎組でした
花園で試合をする事は内緒にしていました。
みんなの喜ぶ顔を楽しみで仕方ありませんでした。
花園の地で親子共演!
花園ラグビー場、通称第3グラウンドで試合が出来ました
★島崎組★
選手15名、マネージャー2名がいよいよ新生活のスタートを切る。タクルやキヨがいつも練習に来ているからまだ続くような不思議な感覚にあるが…彼らに新たな春がやってくる。
改めて卒業おめでとう。
それぞれの進路決定おめでとう。
新生活の門出をお祝いします。みんな頑張れよ。
コロナ禍真っ只中で始まった高校生活。
ラグビーを選んでくれて本当にありがとう。君たちがたくさん入部してくれて毎日がワクワクの日々だった。色んな話をしながら3年間を共に過ごしました。ひとくくりには出来ないみんなそれぞれのストーリーに寄り添って来たつもりです。
ラグビー部は甘い部活ではありません。
一生懸命頑張る部です。その中で辛いこともたくさんあったと思いますが、やり抜いてくれました。
彼らの代は旭川龍谷高校や函館ラ・サール高校にたくさん胸を借りました。初の大阪遠征を敢行して、夢舞台の花園の地を踏みました。
3年の春シーズンは、3年がこの大会で引退する為モチベーションが高い北嶺高校に惜敗し、何の用意もせずに臨んだので仕方ないがセブンズも支部で終わった。自信を失い、不安になった春だった。
6月。もうそろそろ集団いじけ状態から脱する必要なある時期だ。春負けただけでこんなに落ち込んでどうする?花園常連の道内強豪だって時には敗れて連続出場が途切れたりする。それでも這い上がってくる。それに比べて君たちは何も失ってないぞ。そんな話をした記憶がある。少し吹っ切れてくれて士気が高まった。
7月。北海道選抜大会は出場権がないものの来道している他府県のチームと練習試合を組んだ。それも選抜大会に出場したら得られたはずの試合時間分。全く他校に遅れをとってないぞと言い聞かせて前を向かせた。
8月。支部を勝ち上がるためにピークに持っていく仕掛けをする。FWは温めて来た戦法を実戦で使用するレベルに上がる時期に来た。展開して取り切るためのチームアタックは今まで通りに磨きつつ、支部予選に向けての戦い方を研ぎ澄ませて行った。そして迎える支部予選。札幌清田戦。分析して想定した通りに試合が進む。相手の強みを意図的に封じて、厚別のポゼッションを高く維持した試合展開が出来た。国体代表に選手は選ばれなかったが、厚別の選手にもそのポテンシャルが十分にあった事を見せることが出来た試合だと思う。もう少しスコアする予定だったがさすが対戦相手も意地を見せる好ゲーム。引き締まった良い試合で支部予選通過を決めることが出来た。
全道大会は札幌を会場とした為、残念ながら本校規約により泊を伴う遠征にはならず。実は格安宿を探したりもしたが、予算の折り合いがつかず断念した。遠征して大会を迎えたがっていた3年生たちはがっかりしていた。気持ちに応えられず心苦しかった思い出がある。
開会式。
入場行進で他校に勝ってこいと送り出しました。
島崎主将の大きな号令で堂々たる行進。
周りからは笑われたかもしれませんがブレずにやり切りました。
カッコよかったです。
全道大会初戦は小樽潮陵高校との対戦。
相手が仕掛けてくる事への対応策はしっかり取れて良い試合の入りだったが、キャプテンを前半のうちに脳震盪の疑いで欠くことになり浮き足立ってしまい、相手のランナーを元気にさせてしまう。ハーフタイムを挟んでも落ち着かず後半の途中まではノーガードの打ち合いのような大味な試合展開。明らかに厚別のやりたい試合の進め方では無くなってしまった。ようやく動揺を振り払ったのが後半残り10分。遠藤空、木村拓瑠の存在感が光った。空が開き直って熱い檄を飛ばす。拓瑠はきつい時間帯に体を張ってボールを奪う値千金のプレーを見せた。接点で引かなかったことに加えて、バックス陣がきっちりスコアを重ねて最後は突き放して試合終了。
ようやく一つの壁を乗り越えた!
準決勝。ベスト4。
札幌山の手高校との対戦。支部で戦うのとはまるで違う札幌山の手がそこにはいました。圧倒的なフィジカルとコンタクト力。必死に争うも蹴散らされます。キャプテン不在でも3年生たちが必死に、自分の積み上げたものを信じてぶつかりに行きます。必死に食らいつくもどんどん下げられてスコアされて行き、反撃することもできず零封されました。しかし引かずに全力で戦ってかれた彼らの姿に誇りを感じました。本当に立派でした。
南北海道3位!
3年間の頑張りの成果としては立派なものを得ました。
★ハヤテ PR
バスケットからの挑戦。
明るくチームのムードメーカー。
どちらかといえば滑り芸で名を馳せる笑
後半はおしゃれな髪型に目覚めた。
一年生の頃は筋力データがかなり低いほうだったが、奮起してトレーニングと食事に取り組み、筋力と体重を増やして力強さを身につけた努力の結晶のような男!スクラムがうまく組めず後輩にポジションを取られかけたが、ここでも朝練などに取り組んで克服して不動の地位を得る。
遠藤空のアタックプレーを見て、タックルが解けた後に立ち上がって前進するダブルキャリーを試みるようになり、その後その魅力に取り憑かれた。
★ノスケ HO
野球からの挑戦。
部活見学の時に足首捻挫をしていて体験せずに入部。一度、野球との狭間で揺れた事があったがラグビーで頑張る覚悟を決めてくれた。
苦戦していたラインアウトスローは最終学年になってから飛躍的にレベルが上がり安定感を増した。体重もかなり増量して、当たり負けしないようになった。実は監督の中ではFWのキープレーヤーで、特にアタックは彼が起点になることが多かった。
実は、小笠原組にノスケのような機転の利く選手がいない事を監督は悩んでいる。
★ソラ PR
クラブキャプテン
柔道からの挑戦。
誰よりもクラブを愛するナイスガイ。
気は優しく力持ち。四郎先生からはっぱをかけられて2年の冬にがっちり増量!その決意と覚悟の表れを見て成長を確信した。チームの為に体を大きくしてセットプレーと近場の攻防で存在感を見せた。
クラブキャプテンとしてクラブイベントでも存在感を示してくれた。仲間を大切にしてクラブの揺るがない基盤を作ってくれた功労者。
ソラがいなければ島崎組はここまでまとまっていなかっただろう。あらゆる人を繋ぐ役割を果たしてくれた空は影の功労者だ。
★ソウタ LO
卓球からの挑戦。
特に筋力アップと肉体美に関しては強いこだわりを持ってトレーニングに臨んだ。
3年春の大阪遠征で負傷してから復帰まで時間を要してしまった。長身を活かして2年遠藤とツインタワーを形成するはずだったが、なかなか復調せずスタメンに返り咲くことが出来なかった。
しかし、それでも腐らずに後輩や仲間を支えて途中出場でも力を発揮する準備をし続けた縁の下の力持ち的な選手に成長した。
2年の秋、試合中にジンのキックが後頭部を直撃して意識朦朧となるハプニングに見舞われ、しばらくネタになった。
また、ラグビー部内に『桑園組』というよく分からない派閥を形成して不穏な活動を展開した笑
★ジュンジ FL
49キロからの挑戦。最後は72キロまで増量。
これだけの努力をコツコツと出来る実直なタイプかと思いきや、お寝坊さんで遅刻の常連…。監督から何度も雷を落とされているが、最後はそれをネタに出来るほどのユーモアとコミュニケーション力を身につけた。
ルーズボールへの反応は天性のものがあり、特に下のボールへの嗅覚が鋭い根っからのフランカー!ケガに泣いたが努力で成果を残し続けたジュンジは周りに認められる立派なラガーマンになった。引退後は一般受験で大学進学を決める努力を見せてくれた。
残念なのは、かの怪しい組織・桑園組の一員であるということか笑
★アサヒ SH・FL
山の手スクール出身。
SHからFLに挑戦。明るく元気なお調子者でチーム随一のギャグマシーン。TM revolution ASAHI!
そのユーモアはラグビー部にとどまらず学校祭などで全校生徒を笑いの渦に引き込んだ。
ラグビー部では、堀先生にど叱られたランキングで他を寄せつけないダントツの第1位。それでも食らいついて最後までやり抜いた。努力したことが最終学年で身を結び、高体連の支部予選、全道大会でトライを上げる活躍を見せてくれた。
彼もまた桑園組の一員である…
★タクル FL・LO
FWリーダー
札幌スクール出身。
一年の頃からマイペースで先輩よりも後にグラウンドにのんびり出てくる大物で、社長のあだ名を得る。ジュニアではBKだったが高校ではFWに転向。激しい接点とブレイクダウンワークが評価されてU17北海道代表としてコベルコカップに出場。2年秋に足首に怪我を負い回復に時間を要した。高3の全道大会では値千金のジャッカルを見せてチームの危機を救うなどチームに欠かせない選手だった。
大学でもラグビーを続ける。献身的なプレーで大学ラグビーでも存在感を示してほしい。そしてもうマイペースすぎて社長と呼ばれないように自己管理してほしい。
★ケント FL
ボクシングからの挑戦。
FWの頭脳的な存在。
サイズはなくとも状況判断を武器に機転の利くプレーでチームを牽引した。
自分で考えたり、独自の理論を持っているなどフランカーとして望ましい職人気質な選手。
激しいプレーも魅力だが、速い仕掛けや思いもしないアタックプレーは見る人をワクワクさせる。
実はトライも結構取っているトライゲッターでもある。複数のポジションをこなすほか、ラインアウトでもキープレーヤーを担い、とにかくチームに欠かせない選手だった。
★アオト FL・NO8
バスケットからの挑戦。
小さな巨人。彼の思い切りの良いアタックは一年生の頃からチームを前に出すことに貢献して来た。勇猛果敢で激しいプレーが売りであり、怪我も多かった。1年生の時に大学でラグビーをしているOBに果敢にも挑んで弾き飛ばされた姿を思い出す。ケガの期間の過ごし方もストイックでエンドレススクワットなど後輩たちに良い伝統を残してくれた。最後は肩に不安を抱えながらも札幌山の手高校相手にビッグゲインを見せるなど持ち味を見せてくれた。
小さな暴れん坊、生活面では落ち着いて過ごせよ笑
★キヨヒロ LO・FL・NO8
チームキャプテン
サッカーからの挑戦。
科学部と迷ったがラグビー部に入部。
キャプテンであり、悪ガキ。
要はかわいいやつである。
70キロに満たない細身の体で入部。身体を鍛えることに関しての意識は人一倍高くストイックに鍛えて立派な体を作り上げ20キロ以上の増量を果たした。
そのせいか肉体美を披露することにこだわるようになり学校祭での白鳥の湖、クラブレクでのマーメイドなどあらゆる場面で惜しげもなく披露していた笑
ラグビーに関しては思考すること分析することを大切にして、自分で考えて組み立てる作業ができる稀有な選手だった。よって後半の成長はものすごかった。
キャプテンとしては熱いリーダーシップを発揮して時には厳しい言葉で檄を飛ばした。
常に先頭を走り味方を鼓舞して導く“将軍”になると宣言した彼は、最後は王騎将軍のように背中で味方を引っ張る選手になった。
全道大会で脳震盪により離脱したのは悔しかったと思うが、それよりもチームの為にという言動は立派だった。
やんちゃな将軍は大学でも競技を続ける。
間違いない逸材だと思う。
大学でもボンバーマンとして頑張ってほしい!
★フナ
野球からの挑戦。
高一の時は背が低く、体重もとても軽かった。
入部してくれた時も体力面の心配が先に来てしまうくらいだったが、体を鍛えて大きくなりその心配もなくなった。プレー面では密かにずる賢いところのあるフナだが、後輩には優しく、とても面倒見の良い先輩となった。ポジションは激戦区だったこともあり、なかなか長い出場時間を得られなかったが、全道大会準決勝では試合に出場してノーサイドの笛をグラウンドの中で聴くことが出来た。アルバイト代でチームに差し入れを持って来てくれるなど立派に成長してくれた。
★ジン SO
副キャプテン
バスケットからの挑戦。
長短のパスを巧みに使いアタックを組み立てることができる攻撃的なスタンドオフに成長した。監督の想像を超える体重増量により当初のイメージとは異なるクラッシャー系アタッカーの一面を持つようになったのは嬉しい誤算かな笑
苦手なキックに関しては、前方にいる味方FWにぶつけてソウタの意識を飛ばすという伝説級の激しいエピソードを残したが、努力を重ねて飛距離を劇的に伸ばすことが出来た。
肩の怪我で苦しんだがチームの司令塔として多彩なアタックを見せてくれた。
★シュン WTB
BKリーダー
バスケットからの挑戦。
ボールを持って走る様がなんともカッコいい。
そしてチーム一の俊足で、ディフェンスの裏でボールを持てばトライまで持って行くすごい決定力を持っていた。
監督に片方にしかステップが切れないのがバレてからはFBからWTBに転向した。四郎先生からスワーブを指導してもらい武器にした。いつも優しくニコニコと微笑むシュン坊だが、激しくつめて突き刺さるタックルが出来る勇気の持ち主だった!
★マサヤ FB
サッカーから挑戦。
チームのあらゆるキックの担当をした。キックのセンスはもちろんだが、彼のスキルの確かさはコツコツと精度を上げる為に蹴り込んできたことがその背景にある。練習が終わっても遅くまでキックを蹴る姿をいつも見守っていた。小笠原組のキッカーはそれを見ていたはずだが…あっさりとした自主練で、先日の花園ではキックした時に後ろにずっこけていた。マサヤの努力の才能を分けてほしい… マサヤはキックが目立つが実は攻守でもBKの要だった。アタックもディフェンスの間を切り裂く感覚を持ち、ディフェンスでも最後の一対一を何度も止めて来た。
引退後はコツコツと勉強して一般受験で大学進学を決めた!
★マッツ
バスケットから挑戦。
俊敏なフットワークとステップワークを武器にトライが取れる選手の1人だった。思い切りの良い詰まるディフェンスも魅力だった。
主力として最終学年を迎えるはずだったが、途中で体調不良がありプレーから離脱。
それでもチームに残って仲間たちをサポートしてくれた。高体連全道大会ではマッツと歩きたいという声が上がり、開会式の入場行進では仲間と一緒に行進した。マッツの存在がチームに勇気を与えてくれた。マッツありがとう!
★コト、サナ MG
札幌厚別が誇る敏腕マネージャーの2人!
忘れっぽい監督のことをよく理解して先回りしてくれる子達だった。いつも用意周到で、何を聞いても即座に答えが返って来た。
大阪にもその名を轟かせ、厚別のマネージャーは全国レベルやねと言うお褒めの言葉もいただいた。いつも明るく爽やかにチームをサポートしてくれた彼女たちだが、たくさん悩んだり迷ったりしながら頑張ってくれた。本当に素晴らしい努力を重ねて、立派な気遣いとサポートを体現してくれた。また、チームのSNS更新にも多大な貢献をしてくれた。2人が作る動画はとても素敵でバズりまくった。
後輩たちの良い手本、目指すべき姿として申し分ない立派なマネージャーでした。
きっと他校にも彼女たちのファンは多かったのではないだろうか?!笑
コト、サナ、ありがとう!
みんな、いつでもグラウンドに帰って来いよ。
母校はいつでも帰って来て良い場所だ。
辛くなったら、リフレッシュしたくなったら帰って来い。
みんなとの縁は一生だ。
OB・OGとしてこれからも、よろしく。
自分たちの3年間を思い出して改めて勇気や自信を持って新生活に踏み出してくれたらと切に願います。
コロナ禍真っ只中で始まった高校生活。
ラグビーを選んでくれてありがとう!たくさんの入部に監督は嬉しくなり表原やジョンにすぐに連絡したのを覚えています。
キヨ、ガリガリ笑
コロナ禍で屋外で学校祭を敢行しました。
そんな時を経ての今ですね。
U16大会は雨で1日だけになりましたが、のびのびとした良いラグビーしてましたね
厚別で初めて花園の地に立ったのが島崎組でした
花園で試合をする事は内緒にしていました。
みんなの喜ぶ顔を楽しみで仕方ありませんでした。
花園の地で親子共演!
花園ラグビー場、通称第3グラウンドで試合が出来ました
★島崎組★
選手15名、マネージャー2名がいよいよ新生活のスタートを切る。タクルやキヨがいつも練習に来ているからまだ続くような不思議な感覚にあるが…彼らに新たな春がやってくる。
改めて卒業おめでとう。
それぞれの進路決定おめでとう。
新生活の門出をお祝いします。みんな頑張れよ。
コロナ禍真っ只中で始まった高校生活。
ラグビーを選んでくれて本当にありがとう。君たちがたくさん入部してくれて毎日がワクワクの日々だった。色んな話をしながら3年間を共に過ごしました。ひとくくりには出来ないみんなそれぞれのストーリーに寄り添って来たつもりです。
ラグビー部は甘い部活ではありません。
一生懸命頑張る部です。その中で辛いこともたくさんあったと思いますが、やり抜いてくれました。
彼らの代は旭川龍谷高校や函館ラ・サール高校にたくさん胸を借りました。初の大阪遠征を敢行して、夢舞台の花園の地を踏みました。
3年の春シーズンは、3年がこの大会で引退する為モチベーションが高い北嶺高校に惜敗し、何の用意もせずに臨んだので仕方ないがセブンズも支部で終わった。自信を失い、不安になった春だった。
6月。もうそろそろ集団いじけ状態から脱する必要なある時期だ。春負けただけでこんなに落ち込んでどうする?花園常連の道内強豪だって時には敗れて連続出場が途切れたりする。それでも這い上がってくる。それに比べて君たちは何も失ってないぞ。そんな話をした記憶がある。少し吹っ切れてくれて士気が高まった。
7月。北海道選抜大会は出場権がないものの来道している他府県のチームと練習試合を組んだ。それも選抜大会に出場したら得られたはずの試合時間分。全く他校に遅れをとってないぞと言い聞かせて前を向かせた。
8月。支部を勝ち上がるためにピークに持っていく仕掛けをする。FWは温めて来た戦法を実戦で使用するレベルに上がる時期に来た。展開して取り切るためのチームアタックは今まで通りに磨きつつ、支部予選に向けての戦い方を研ぎ澄ませて行った。そして迎える支部予選。札幌清田戦。分析して想定した通りに試合が進む。相手の強みを意図的に封じて、厚別のポゼッションを高く維持した試合展開が出来た。国体代表に選手は選ばれなかったが、厚別の選手にもそのポテンシャルが十分にあった事を見せることが出来た試合だと思う。もう少しスコアする予定だったがさすが対戦相手も意地を見せる好ゲーム。引き締まった良い試合で支部予選通過を決めることが出来た。
全道大会は札幌を会場とした為、残念ながら本校規約により泊を伴う遠征にはならず。実は格安宿を探したりもしたが、予算の折り合いがつかず断念した。遠征して大会を迎えたがっていた3年生たちはがっかりしていた。気持ちに応えられず心苦しかった思い出がある。
開会式。
入場行進で他校に勝ってこいと送り出しました。
島崎主将の大きな号令で堂々たる行進。
周りからは笑われたかもしれませんがブレずにやり切りました。
カッコよかったです。
全道大会初戦は小樽潮陵高校との対戦。
相手が仕掛けてくる事への対応策はしっかり取れて良い試合の入りだったが、キャプテンを前半のうちに脳震盪の疑いで欠くことになり浮き足立ってしまい、相手のランナーを元気にさせてしまう。ハーフタイムを挟んでも落ち着かず後半の途中まではノーガードの打ち合いのような大味な試合展開。明らかに厚別のやりたい試合の進め方では無くなってしまった。ようやく動揺を振り払ったのが後半残り10分。遠藤空、木村拓瑠の存在感が光った。空が開き直って熱い檄を飛ばす。拓瑠はきつい時間帯に体を張ってボールを奪う値千金のプレーを見せた。接点で引かなかったことに加えて、バックス陣がきっちりスコアを重ねて最後は突き放して試合終了。
ようやく一つの壁を乗り越えた!
準決勝。ベスト4。
札幌山の手高校との対戦。支部で戦うのとはまるで違う札幌山の手がそこにはいました。圧倒的なフィジカルとコンタクト力。必死に争うも蹴散らされます。キャプテン不在でも3年生たちが必死に、自分の積み上げたものを信じてぶつかりに行きます。必死に食らいつくもどんどん下げられてスコアされて行き、反撃することもできず零封されました。しかし引かずに全力で戦ってかれた彼らの姿に誇りを感じました。本当に立派でした。
南北海道3位!
3年間の頑張りの成果としては立派なものを得ました。
★ハヤテ PR
バスケットからの挑戦。
明るくチームのムードメーカー。
どちらかといえば滑り芸で名を馳せる笑
後半はおしゃれな髪型に目覚めた。
一年生の頃は筋力データがかなり低いほうだったが、奮起してトレーニングと食事に取り組み、筋力と体重を増やして力強さを身につけた努力の結晶のような男!スクラムがうまく組めず後輩にポジションを取られかけたが、ここでも朝練などに取り組んで克服して不動の地位を得る。
遠藤空のアタックプレーを見て、タックルが解けた後に立ち上がって前進するダブルキャリーを試みるようになり、その後その魅力に取り憑かれた。
★ノスケ HO
野球からの挑戦。
部活見学の時に足首捻挫をしていて体験せずに入部。一度、野球との狭間で揺れた事があったがラグビーで頑張る覚悟を決めてくれた。
苦戦していたラインアウトスローは最終学年になってから飛躍的にレベルが上がり安定感を増した。体重もかなり増量して、当たり負けしないようになった。実は監督の中ではFWのキープレーヤーで、特にアタックは彼が起点になることが多かった。
実は、小笠原組にノスケのような機転の利く選手がいない事を監督は悩んでいる。
★ソラ PR
クラブキャプテン
柔道からの挑戦。
誰よりもクラブを愛するナイスガイ。
気は優しく力持ち。四郎先生からはっぱをかけられて2年の冬にがっちり増量!その決意と覚悟の表れを見て成長を確信した。チームの為に体を大きくしてセットプレーと近場の攻防で存在感を見せた。
クラブキャプテンとしてクラブイベントでも存在感を示してくれた。仲間を大切にしてクラブの揺るがない基盤を作ってくれた功労者。
ソラがいなければ島崎組はここまでまとまっていなかっただろう。あらゆる人を繋ぐ役割を果たしてくれた空は影の功労者だ。
★ソウタ LO
卓球からの挑戦。
特に筋力アップと肉体美に関しては強いこだわりを持ってトレーニングに臨んだ。
3年春の大阪遠征で負傷してから復帰まで時間を要してしまった。長身を活かして2年遠藤とツインタワーを形成するはずだったが、なかなか復調せずスタメンに返り咲くことが出来なかった。
しかし、それでも腐らずに後輩や仲間を支えて途中出場でも力を発揮する準備をし続けた縁の下の力持ち的な選手に成長した。
2年の秋、試合中にジンのキックが後頭部を直撃して意識朦朧となるハプニングに見舞われ、しばらくネタになった。
また、ラグビー部内に『桑園組』というよく分からない派閥を形成して不穏な活動を展開した笑
★ジュンジ FL
49キロからの挑戦。最後は72キロまで増量。
これだけの努力をコツコツと出来る実直なタイプかと思いきや、お寝坊さんで遅刻の常連…。監督から何度も雷を落とされているが、最後はそれをネタに出来るほどのユーモアとコミュニケーション力を身につけた。
ルーズボールへの反応は天性のものがあり、特に下のボールへの嗅覚が鋭い根っからのフランカー!ケガに泣いたが努力で成果を残し続けたジュンジは周りに認められる立派なラガーマンになった。引退後は一般受験で大学進学を決める努力を見せてくれた。
残念なのは、かの怪しい組織・桑園組の一員であるということか笑
★アサヒ SH・FL
山の手スクール出身。
SHからFLに挑戦。明るく元気なお調子者でチーム随一のギャグマシーン。TM revolution ASAHI!
そのユーモアはラグビー部にとどまらず学校祭などで全校生徒を笑いの渦に引き込んだ。
ラグビー部では、堀先生にど叱られたランキングで他を寄せつけないダントツの第1位。それでも食らいついて最後までやり抜いた。努力したことが最終学年で身を結び、高体連の支部予選、全道大会でトライを上げる活躍を見せてくれた。
彼もまた桑園組の一員である…
★タクル FL・LO
FWリーダー
札幌スクール出身。
一年の頃からマイペースで先輩よりも後にグラウンドにのんびり出てくる大物で、社長のあだ名を得る。ジュニアではBKだったが高校ではFWに転向。激しい接点とブレイクダウンワークが評価されてU17北海道代表としてコベルコカップに出場。2年秋に足首に怪我を負い回復に時間を要した。高3の全道大会では値千金のジャッカルを見せてチームの危機を救うなどチームに欠かせない選手だった。
大学でもラグビーを続ける。献身的なプレーで大学ラグビーでも存在感を示してほしい。そしてもうマイペースすぎて社長と呼ばれないように自己管理してほしい。
★ケント FL
ボクシングからの挑戦。
FWの頭脳的な存在。
サイズはなくとも状況判断を武器に機転の利くプレーでチームを牽引した。
自分で考えたり、独自の理論を持っているなどフランカーとして望ましい職人気質な選手。
激しいプレーも魅力だが、速い仕掛けや思いもしないアタックプレーは見る人をワクワクさせる。
実はトライも結構取っているトライゲッターでもある。複数のポジションをこなすほか、ラインアウトでもキープレーヤーを担い、とにかくチームに欠かせない選手だった。
★アオト FL・NO8
バスケットからの挑戦。
小さな巨人。彼の思い切りの良いアタックは一年生の頃からチームを前に出すことに貢献して来た。勇猛果敢で激しいプレーが売りであり、怪我も多かった。1年生の時に大学でラグビーをしているOBに果敢にも挑んで弾き飛ばされた姿を思い出す。ケガの期間の過ごし方もストイックでエンドレススクワットなど後輩たちに良い伝統を残してくれた。最後は肩に不安を抱えながらも札幌山の手高校相手にビッグゲインを見せるなど持ち味を見せてくれた。
小さな暴れん坊、生活面では落ち着いて過ごせよ笑
★キヨヒロ LO・FL・NO8
チームキャプテン
サッカーからの挑戦。
科学部と迷ったがラグビー部に入部。
キャプテンであり、悪ガキ。
要はかわいいやつである。
70キロに満たない細身の体で入部。身体を鍛えることに関しての意識は人一倍高くストイックに鍛えて立派な体を作り上げ20キロ以上の増量を果たした。
そのせいか肉体美を披露することにこだわるようになり学校祭での白鳥の湖、クラブレクでのマーメイドなどあらゆる場面で惜しげもなく披露していた笑
ラグビーに関しては思考すること分析することを大切にして、自分で考えて組み立てる作業ができる稀有な選手だった。よって後半の成長はものすごかった。
キャプテンとしては熱いリーダーシップを発揮して時には厳しい言葉で檄を飛ばした。
常に先頭を走り味方を鼓舞して導く“将軍”になると宣言した彼は、最後は王騎将軍のように背中で味方を引っ張る選手になった。
全道大会で脳震盪により離脱したのは悔しかったと思うが、それよりもチームの為にという言動は立派だった。
やんちゃな将軍は大学でも競技を続ける。
間違いない逸材だと思う。
大学でもボンバーマンとして頑張ってほしい!
★フナ
野球からの挑戦。
高一の時は背が低く、体重もとても軽かった。
入部してくれた時も体力面の心配が先に来てしまうくらいだったが、体を鍛えて大きくなりその心配もなくなった。プレー面では密かにずる賢いところのあるフナだが、後輩には優しく、とても面倒見の良い先輩となった。ポジションは激戦区だったこともあり、なかなか長い出場時間を得られなかったが、全道大会準決勝では試合に出場してノーサイドの笛をグラウンドの中で聴くことが出来た。アルバイト代でチームに差し入れを持って来てくれるなど立派に成長してくれた。
★ジン SO
副キャプテン
バスケットからの挑戦。
長短のパスを巧みに使いアタックを組み立てることができる攻撃的なスタンドオフに成長した。監督の想像を超える体重増量により当初のイメージとは異なるクラッシャー系アタッカーの一面を持つようになったのは嬉しい誤算かな笑
苦手なキックに関しては、前方にいる味方FWにぶつけてソウタの意識を飛ばすという伝説級の激しいエピソードを残したが、努力を重ねて飛距離を劇的に伸ばすことが出来た。
肩の怪我で苦しんだがチームの司令塔として多彩なアタックを見せてくれた。
★シュン WTB
BKリーダー
バスケットからの挑戦。
ボールを持って走る様がなんともカッコいい。
そしてチーム一の俊足で、ディフェンスの裏でボールを持てばトライまで持って行くすごい決定力を持っていた。
監督に片方にしかステップが切れないのがバレてからはFBからWTBに転向した。四郎先生からスワーブを指導してもらい武器にした。いつも優しくニコニコと微笑むシュン坊だが、激しくつめて突き刺さるタックルが出来る勇気の持ち主だった!
★マサヤ FB
サッカーから挑戦。
チームのあらゆるキックの担当をした。キックのセンスはもちろんだが、彼のスキルの確かさはコツコツと精度を上げる為に蹴り込んできたことがその背景にある。練習が終わっても遅くまでキックを蹴る姿をいつも見守っていた。小笠原組のキッカーはそれを見ていたはずだが…あっさりとした自主練で、先日の花園ではキックした時に後ろにずっこけていた。マサヤの努力の才能を分けてほしい… マサヤはキックが目立つが実は攻守でもBKの要だった。アタックもディフェンスの間を切り裂く感覚を持ち、ディフェンスでも最後の一対一を何度も止めて来た。
引退後はコツコツと勉強して一般受験で大学進学を決めた!
★マッツ
バスケットから挑戦。
俊敏なフットワークとステップワークを武器にトライが取れる選手の1人だった。思い切りの良い詰まるディフェンスも魅力だった。
主力として最終学年を迎えるはずだったが、途中で体調不良がありプレーから離脱。
それでもチームに残って仲間たちをサポートしてくれた。高体連全道大会ではマッツと歩きたいという声が上がり、開会式の入場行進では仲間と一緒に行進した。マッツの存在がチームに勇気を与えてくれた。マッツありがとう!
★コト、サナ MG
札幌厚別が誇る敏腕マネージャーの2人!
忘れっぽい監督のことをよく理解して先回りしてくれる子達だった。いつも用意周到で、何を聞いても即座に答えが返って来た。
大阪にもその名を轟かせ、厚別のマネージャーは全国レベルやねと言うお褒めの言葉もいただいた。いつも明るく爽やかにチームをサポートしてくれた彼女たちだが、たくさん悩んだり迷ったりしながら頑張ってくれた。本当に素晴らしい努力を重ねて、立派な気遣いとサポートを体現してくれた。また、チームのSNS更新にも多大な貢献をしてくれた。2人が作る動画はとても素敵でバズりまくった。
後輩たちの良い手本、目指すべき姿として申し分ない立派なマネージャーでした。
きっと他校にも彼女たちのファンは多かったのではないだろうか?!笑
コト、サナ、ありがとう!
みんな、いつでもグラウンドに帰って来いよ。
母校はいつでも帰って来て良い場所だ。
辛くなったら、リフレッシュしたくなったら帰って来い。
みんなとの縁は一生だ。
OB・OGとしてこれからも、よろしく。
2024年03月29日
3月29日(金) SC→コンタクトスキル
今日はSCから校内でコンタクト練習を行いました。OBの梅本さん、木村さんが来て下さいました。
最初に廊下でラダーを行いました。ラダーではラダーメニューやポイントを教えながら意味のあるトレーニングを行えていました。出来ていない所はしっかりと指摘したりと良い雰囲気で行えていました。
その後SCに移りました。
体の一部を重点的に取り組むのでは無く身体全身に刺激を与える事を意識して行いました。道外遠征で学んだトレーニングを取り入れ、各グループテンポよく更なる筋力アップに努めました。
ストレッチを行い、体をほぐしました。
4人1組のグループを作りボールを奪い合う練習では自分がボールを取れるポジションに動く事や、大きく体を揺らしたりと工夫して行うようにしましょう。また簡単に倒れたりせずに体幹を使っていきましょう。
次に横になった状態で行いました。監督からコツを伝えられて攻防が活性化しました。自分から積極的にポイントを意識しながら行い、コツを掴めている人が多く見られたので向上心を持ちながら取り組んでいきましょう。
次に3人連続で交代しながら行いました。まずはアタッカーに絡みに行く事を意識しDFは下半身を使っで踏ん張り、倒れる事がないように軸をしっかりと保ちましょう。またバインドを強くし、粘り強く戦えるようにしましょう。
2人1組での体を固め、当てる練習では肩で当たるのではなく、胸を張って100パーセントの力で接点を行えるようにしましょう。胸と足が上手く連動出来ていない人が見られました。まっすぐ当たり、体全体を連動させお互いに強く当たり合えるようにしましょう。次にスピードを意識して行いました。1,2,3の3のかけ声でスピードにのり、接点を怖がらずに自分から当たりに行く事が出来ている人が多く見られました。試合でも練習と同様に行っていきましょう。
次に連続で胸当て練習を行いました。アタッカーだけが当たりに行くのではなく、DFも自ら当たりに行き強度を強めましょう。周りの人が煽ったり、厳しく指摘し、練習の質を下げないようにしましょう。
次にボールを持ちながら行いました。ボールを隠して当てをする事や体をしっかりと固めて接点を行う事を意識して行いましょう。見ている人達が盛り上げ、良い雰囲気で行えていたので、プレーしている人もエナジーを持って練習出来ると思います。試合でも沢山パワーのある声を出し、エナジーを出して頑張れるように、日頃の練習から力を入れて取り組みましょう。
首、腹筋トレーニングではきつい中でも全員で声を掛け合い追い込む様子が見られました。
明日はオフです。明後日はSCからグラウンド練習となります。グラウンドが使えなかった場合体育館などでの活動にスイッチします。室内でも練習が出来るようにしっかりと準備しておきましょう。
今日も1日お疲れ様でした!
1年マネ🦄
3月28日(木) 遠征明けの練習 ダンス・スポーツ交流
今日は遠征後初めての活動となりました。
ダンスセッション、スポーツ交流会を行いました。
ダンスの指導をして下さっている松本愛さんが来て下さいました。新1年生と練習生も交えて取り組みました。
ダンスセッションでは遠征の緊張感とは打って変わってリフレッシュ出来ている様子が見られました。音楽を感じながら楽しんで体を動かす事が出来ていました。新1年生との交流も行い、終始明るい雰囲気で行えていたので、新2、3年生は今後も積極的に交流をし、仲を深めていきましょう。
その後、体育館に移り、アップとして手繋ぎ鬼をし、ミニバレー・インディアカ・バスケを行いました。遠征時から蓄積している心身の疲労を普段とは違うスポーツを楽しむことでやわらげ、リラクゼーションを楽しみました。新1年生達が早くチームに馴染めるようにランダムで混ざりチームの強化だけでなく、クラブの輪を広げる事も目的として取り組みました。更に女子選手も増えましたが男子女子遠慮せずに分け隔て無く賑やかに楽しめました。ミニバレートーナメント1位のチームには堀先生からドリンクとお菓子を頂きました。
今日で2023島崎組キャプテンの島崎先輩が高校生で参加する最後の練習でした。卒業後も最後まで練習に参加して自分を向上させていく姿勢を通して選手・マネージャー、チーム一同様々な面から学ばせて頂きました。
大学に行っても頑張ってください。
陰ながらご活躍を応援しています!
また帰省した時にグラウンドに顔を出しに来てください!
明日はSCから、グラウンドの雪割を行います。外の状況次第で変更もあるので準備をしておきましょう。
今日も1日お疲れ様でした。
1年マネ🦋
2024年03月27日
3月27日(水) 大阪遠征6日目 帰着日
今日は大阪遠征最終日。移動がメインとなりました。
長居ユースホステルで朝食をいただきチェックアウトを済ませ、交通機関で大阪空港に移動しました。
空港では自由時間がありお土産などを購入しました。
飛行機に搭乗し約1時間半のフライト後、北海道に降機しました。
今回の遠征で宿泊させてくださった、奈良ホテル花小路様、関西大学セミナーハウス様、大阪長居ユースホステル様、この度は本当にお世話になりました。ありがとうございました!
今回の大阪遠征では、今までになく、そしてこれからも経験することが難しいほどの企画の上に成り立っています。大阪や兵庫のチームと1日に複数のチームと合同練習、練習試合をさせていただきました。グラウンド外の時間では、仲間との共同作業、教え合いや助け合い、時には厳しく指摘することもありました。ラグビーの知識はもちろん、私たちの活動の中で足りない部分も浮き出て課題として残ったと思います。今後は物事の見方を変えながらプレーに貪欲になり、さらなる向上を目指しましょう。
厚別と交流してくださった各校の皆さん、レフリー、スタッフの方々、駆けつけてくださったOB・OG、そして遠征に帯同してチームレフリーとして助けてくださった菅原さん、最終日に私たちの試合のレフリーをしてくださった河野さん、本当にありがとうございました!この経験を技術や知識に取り入れ、忘れることのないよう今後も活動します。
今回大阪遠征を企て指導してくださった先生方、本当にありがとうございます!この経験を必要以上に無碍にすることのないよう取り組みます。
明日はアクティブラストがメインの活動になります。松本さんにお越しいただき、3回目のダンスに挑みます。体育館では新一年生のラグビー経験者の皆さんも交えてスポーツ交流会をする予定です。
各々疲れが溜まっていると思うので疲労回復に努めましょう。また感染症予防も怠らないでください。
部の荷物を持ち帰ってくれた選手は明日忘れずに持ってきてください。
約1週間お疲れ様でした。
2年マネ🐮
3月26日(火) 大阪遠征5日目
大阪遠征5日目
今日は布施工科高校、灘高校の皆さん、女子は神戸ファストジャイロに胸を借して頂き、合同練習や練習試合を行いました。
長居ユースホステルで朝食を頂いた後、すぐに今日胸を借していただく布施工科高校へ交通機関を使用しながら向かいました。連日の雨によりグラウンドコンディションに影響が出てしまったため、予定を変更し、室内での合同練習を行いました。
まず、全体で柔軟ストレッチを行なった後SCとコンタクト練習を行う2つのグループに分かれて合同練習を行いました。ストレッチでは、細かい部分まで説明して頂きながら、体の柔軟に努めました。
【コンタクト練習】
コンタクト練習では、簡単な自己紹介をした後
練習に移りました。まず、様々な場面を想定しながら2人1組のボールの取り合いを行いました。肩を入れ、巻き取るようにボールを奪うことを意識しました。体の使い方を意識し、左右前後に動かしながらボールを取りに行けるよう工夫出来ていたと思います。
次に体を固め、当てる練習を行いました。相手に全力で当たり切る感覚を掴みました。しっかりと体を固めて、当たり負けしない姿勢を作っていきましょう。その後10本連続体当てを行いました。瞬時に体を固め、フィジカルで戦って行けるようなスキルを身につけました。速く、強く当たり姿勢を低く保てるよう意識しましょう。
4人1組での1分間の押し合いでは、相手を倒すことができるタイミングを掴んでいる選手の姿も見られました。先ほど行った体当てのスキルを活かし、力強く切磋琢磨しており良い雰囲気で行えていたので、継続していきましょう。
【ウエイト】
ウエイトではベンチと懸垂を行いました。ベンチではリズムに合わせて行い、各グループ周りが盛り上げて良い雰囲気で行っていました。上げた時と、下ろした時に止まる時間が長い人がいたので時間をかけて行い、体に負担をかけていきましょう。
懸垂では5グループに分かれて、目標回数を決めて行いました。全員、限界まで追い込む事が出来ていました。ポジティブな言葉の応援が沢山上がっている様子が見受けられたので継続しましょう。
最後に各グループが合流し、厚別対布施工科高校のラックゲームを行いました。接点の強さがどのくらい通用するのかを確認でき、キャリーか弱い事が目立ちました。体で戦うのはもちろん、目で制圧するなどその他でプレッシャーをかけられる術を身につけましょう。また、守備の際はしっかりと構え真っ直ぐ上がるディフェンスができるよう取り組んでいきましょう。
その後、昼食を摂り灘高校へと交通機関を使用し向かいました。
到着後、速やかに練習の準備をしウォームアップに移りました。
チームのウォームアップではボールが手についてない人が多く見られました。自分の気持ちをコントロールし、プレーに影響が出ないようにmindを初めからセットしておきましょう。
4列パスではパスの精度が低くく、適当なパスを放っており、ミスが多かったように感じました。ハンズのアピールを強くし、ボールを要求する声を沢山出していきましょう。
ユニットではFWはスクラム、ラインアウト、モールを行い、BKはサインの確認を行いました。
練習前には遠征の全てを出し切る事や動けなくなるまで戦い続ける事を目標として、気合いを入れました。
次に行ったタックルではインパクトのあるタックルをする為に隣の人とのコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。また隣同士、体を固め合い、アタックに間を割られないようにバインドを強くしましょう。
1対1では、目線を上に上げる事やお互いに頭を内側に入れる事を意識して行っていきましょう。オーバーは押せないと勝つ事が出来ないので自分の1番強い姿勢でプレー出来るようにしましょう。
次に行った4列アップではまっすぐ前を見て、アップコールを沢山出していきましょう。瞬間的に体を固めてロータックルの意識を強く持ちましょう。
試合前のミーティングでは大阪遠征最後にふさわしい試合をしてくる事や成長した姿を試合で示す事、ミスをチャンスに変えるなどと先生方からお話を頂きました。
試合は20分のゲームを3本行いました。
vs灘高等学校・六甲学院
疲労に加え雨や風の影響で万全なコンディションではありませんでしたが、大阪遠征最後の総括となる試合となり、1人1人が気合いが入った状態で試合を開始しました。1本目は最初からパスが繋がり、敵陣に進出するも視野が狭くなってしまい指示が通らない事や、パスミス、キャッチミスなどといった連携ミスが多く見られました。コミュニケーションやノミネートコールを積極的に行い、サポートに素早く入り、ミスが起きてしまっても完璧な状態でプレー出来るようにしましょう。FWはラックオーバーの迫力が足りない入、事、BKは状況判断・コミュニケーションが取れていない事などと各ポジションの役割をこなす事が出来ていなかったので日々の練習の成果を出せるようにしましょう。
2本目はタックルに上手く入る事が出来なかったり、ボールへの執着心が薄い事が目立ちました。DFの時に相手に圧をかけて、ミスを誘えるように声は常に出してプレーしましょう。また縦の動きを積極的に使い、プレーの幅を広げられるようにしましょう。1本目に比べてオーバーが成功したり、得点を重ねる事が出来たので、良い流れは逃さないように士気を上げ続けましょう。最終ゲームでは新2年生がメインとなりました。焦りが生じて自分自身のパフォーマンスを出し切る事が出来ていない人が多くいました。余裕を持ってプレーが出来るように、ハーフタイムなどでのコミュニケーションを濃く行いましょう。このゲームでは新2年生が主体となってゲームを行いました。新3年生が抜けた事によってリーダーシップを取る人がいなくゲームの流れも悪くなっていたように感じました。チームの中でも気持ちに差が生まれてしまっている事、思考停止になってしまい的確な判断が出来なくなっている人、ネガティブなmindで試合に望んでいるなどとプレー面だけでなく、気持ちの面でも課題が沢山見つかりました。課題を改善出来るように今後の練習から意識を変えていきましょう。
24(5T2G)-12(2T1G)でした。
新2年生メインの編成で臨んだ3本目は、
0-5(1T0G)と敗れました。
その後、女子選手とマネージャーは三ノ宮に移動し、神戸ファストジャイロと合同練習を行いました。男子選手は大阪府内の観光を楽しみました。
観光後、ホテルに戻りミーティングを行いました。
濱村先生の母校である信州大学ラグビー部の方からスポーツドリンクの差し入れ、先生、マネージャー用にお菓子の差し入れを頂きました。ありがとうございます!
明日は大阪遠征最終日で、移動がメインとなります。6時半朝食、7時半出発となるので、忘れ物がないようしっかりと準備をしておいて下さい。
今日も1日お疲れ様でした!
1年マネ🦄
2年マネ🦔