芦別高校の田中先生，松浦先生には準備から運営まで全てお任せしてしまい恐縮です。おかげさまで札幌厚別高校にとってはとても良い機会となりました。

そもそも、管外への遠征は昨年11月の旭川以来。

遠征や合宿で得られる事は沢山あります。それがなかなか自校で頑張っていても得られない為、今回の機会は大変ありがたく、充実したものとなりました。

特にFWは目が覚めるような日になりましたね。庭田は田中先生直々にスクラムの指導をしていただく機会に恵まれました。田中先生は道内ラグビー関係者であれば知らない人はいないほどの北海道高校ラグビーに大きな貢献をされた方で、富良野高校を花園、全国選抜に何度も導いた名将中の名将。一対一でスクラムを組みながら直接の指導までしていただきました。なんと贅沢な…庭田には強くなることで恩返しをしてもらいたいと思います。

その一方で、遠征など校外での活動に対する準備に疑問を感じる場面がいくつかありました。

芝の素晴らしいグランドが用意され、胸を貸してくれるチームがいる事に喜びや感謝を持っていただろうか？

合同練習もホストチームに負けない活気や熱量でやれていただろうか？

自分達のプレーで上手くいかないところをその場で修正する姿勢を持っていただろうか？

そもそも、強い気持ちで相手に向かえているだろうか？

怪我や人のせいにして逃げてはいないだろうか？

コンタクト時の多少のラフさ、偶然のイレギュラーなコンタクトには気持ちを乱され怒って規律を失わなかっただろうか？

チームの士気を上げる為の振る舞いをリーダーたちは出来ていただろうか？

グランド内外でのチームの雰囲気は規律あるものだっただろうか？

そんな事を示唆してからは目の色が変わり、悪くない雰囲気でチャレンジする場面も多く見られました。

ちょっと勿体無かったね。せっかくの機会、本当の意味での感謝を持って、もったいない時間を作らないように明日も頑張ろう。

今日は新人チームでもゲーム形式に参加できました。芦別高校の強烈なランナーに苦戦しながらゴール前で粘るなど良い場面がありました。1年生も試合形式に参加して経験を積みました。

明日はA・Bチーム、新人チームの仕様で経験する機会を作る予定です。

どんなプレーが出来るか楽しみですね。

監督